最終目的地備中国分寺へ向かう。ラーメンが食べたくてさがしながら行くと、備中高松城跡という標識がある。秀吉が水攻めにした城である。寄りはしなかったが、周りは平野が広がり、確かに水攻めにはもってこいの地形であるが、実行した秀吉の器量の程がうかがえるほどに広々と広がっている。
12時頃「左ゆう亭(ざゆうてい)」でラーメン定食750円。ご飯、トリカラ2個、ポテトサラダ、漬け物、野菜サラダがついてくる。かなり満腹。ラーメンの味はコーンが入っているせいか甘みが少しじゃまな感じ。基本的にはふつうに美味しい。
備中国分寺に向かう途中「雪舟生誕の地」の標識がある。何もない広場とも言えない中に植木に囲まれて石碑があった。
12時45分頃備中国分寺に到着。こんもりと盛り上がった低い丘の上の五重塔がある景色は、神さびて美しい。境内に入ってみると、五重塔は江戸時代の建築である。京都や奈良の五重塔のような優美さはないが、武骨な様がほどよく古びて、周囲の風景と相まって古代をしのばせる景色となっている。
倉敷ICから山陽道に入り、15時13分帰着。夜は8時から11時までバンドの練習。
今日の走行距離=約184Km
|