8月15日(水)晴
10時前にチェックアウトし、カトリック玉造教会へ向かう。
細川ガラシアと高山右近の像があると事前に調べていたので、是非とも一目見ようと訪ねた。
お盆だからだろうか、道はすいていてホテルから5、6分で到着。
立方体をした大きな教会である。
正面入り口の両側に、ガラシア夫人と右近の大きな像がある。
どちらもきれいな顔をしている。
教会の中では、終戦の日のミサであろうか、ミサが行われていて見物人は入れなかった。
側面の窓からのぞいてみると、立派なステンドグラスで彩られた大きな会堂で、聖歌が歌われていた。
オルガンとソロ・ソプラノ、斉唱と、窓から漏れてくる聖歌を聴いていると涙がにじんでくる。
室町時代の終わり頃から静かに続いてきた信仰という印象である。
日本のキリスト教信者は人口の1パーセントを超えないというジンクス(?)みたいなものがあるが、しかしその1パーセントを大きく下回ることもないだろうと、思った。
このように静かに、ひたむきに信仰を守っている姿には、無条件に感動する。
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