2006年5月6日(土) 曇〜雨

9:50頃、出発。

目的地は昨日クリアしたので、今日は事前にネットで調べていた竹田城址に行くことに。

昨日の道を戻り、約1時間で到着。

駐車場から「近道→」の看板もあるが、坂が急そうなので、正面から行くことに。

舗装された道をぐるりと歩いていくと、どうも自動車も通れそう。確かに車が私を追い抜いていく。

歩くこと約20分、とはいえ、最後の100mは急な山道をあえぎつつ登る。

頂上は夢みたいな風景であった。

山の頂上全体が、城跡。古格な野積みの石垣に、沖縄の古城のような雰囲気がある。

マチュピチュもかくやと(行ったことないけど)思わせる風景が広がる。

今日は風が強く、石垣の端に行くと、その高さとともに恐ろしさを覚える。

竹田城は典型的な山城なのだが、これだけの石垣、しかも中世ではなく近世的な石垣が山の頂上に展開されているのは、大変珍しい。

こんな峻険な山の頂上全体が城郭になっているのは、石垣の上に建物があった時を見てみたかった気がする。

城があった時、建物の中でこの強風をどのように聴いていたのだろうか、と。

結局1時間ばかりいた。



旅の小動物
オオゾウムシ
道ばたでじっとしてた。

竹田城趾の風景。
一度行ってみる価値はある。

帰路につく。

播但道に入ってすぐ、「リフレッシュ朝来」で昼食。

鹿焼肉定食1100円。肉は焼肉のたれで焼いてあり、鹿なのかどうなのか、あまり判然としないが柔らかくいい味がした。さらに筍が美味かった。

あとはひたすら車を走らせる。

小坂SAで給油後、じきに雨が落ち始める。

オープンにしていても、走行中は、雨が上から直に降り込むことはない。

が、奥屋PAで大急ぎでトップをしめる。

雨はけっこう激しく降る。

さしたる渋滞もなく、17:00前、無事帰着。


と、帰宅して、写真を整理していると、小浜市和多田の道路標識のローマ字を見ると、「Wadata」とあるではないか。
しかもくっきりと訂正のあとまである。

先述の地図サイトで「わただ」で検索したり、国土地理院の地図閲覧サービスで「和多田」として検索すると「小浜市和多田」が出てくるのに。

ちなみにATOK2006で「わだた」を変換すると「和多田」と一発で出てきた。

他の地図サイトで「わだた」で検索しても、小浜市の和多田が出てくる。

しっかりせえや、国土地理院!

さっきまでのじんわりとした感動が、だいなし・・・・

ということで、最後の「わただを探せ」の旅は、こうして、まさに不条理に終わったのだった。

とほ・・・・ほ。


↑なんと!
356Km走行

今日のBGM
Suite/Nelly
Cosmogrosso/Konono No1
交響曲第5番/マーラー
East Wind/菊地雅章

全行程;1134Km
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